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紅茶について

紅茶を楽しむのにふさわしいティーカップの形状について②

2023-07-04

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

前回投稿では、紅茶を楽しむのに適したカップについてご紹介しました。
今回は、当店・自宅にある6つのカップで実際に紅茶を飲み比べした結果をご紹介します。

いろんなカップで飲み比べ

用意したカップは、写真
奥左 英国・エインズレイ イングリッシュバイオレット(ティーカップ)
奥中 英国・ウエッジウッド コーヌコピア ピオニー(ティーカップ)
奥右 英国・ウエッジウッド コーヌコピア リー(紅茶コーヒー兼用)
前左 日本・ノリタケ アンサンブルホワイト(紅茶コーヒー兼用)
前中 日本・ナルミ ディアンヌ(ティーカップ)
前右 ハンガリー・ヘレンド ウイーンのバラ(ティーカップ)
の6種類です。
紅茶はニルギリを用意しました。もちろん分量・時間・温度・抽出道具など同条件です。

奥左(エインズレイ)は、香りが取りやすかったです。結構厚みがあるのですが、美味しく飲めます。
奥中(ウエッジウッド ピオニー)は、厚みがあると言うか、もはやぶ厚い。径がとても大きいので僕の口には大きすぎて少し飲みにくい感じです。香りは取りやすいのですが、味は少しわかりにくい感じがしました。ぶ厚い分結構重いので重厚感が感じられて僕は好きです。
奥右(ウエッジ リー)は、これもぶ厚いです。6つの中で一番径が小さく深さがあります。香りも味もだいぶ控えめに感じました。
前左(ノリタケ)は、香りが取りやすかったです。6つの中で一番渋味を感じました、と言うより唯一「渋っ!」って思いました。
前中(ナルミ)は、香りも取りやすいし、厚みも径もちょうど良いのか口になじみやすく、繊細な味を楽しめました。
前右(ヘレンド)は、よく見ていただくと縁が波打っていて、繊細なデザインです。径は大きいとは言え外に向かって広がっているわけではありません。ですが香りが取りやすく、味もしっかり楽しめます。ただし、ハンドルが小さくてとても持ちにくいのが難点、エレガントですが(しまった!写真にハンドル写ってない!)。
ちなみに、以前(コロナ前)外部の講師をお招きして当店で女性向けに大人のマナー講座を何回か開催したことがあるのですが、ハンドルには指を通さずにつまむのが正しい持ち方・エレガントな持ち方なんだそうです。なのでハンドルが小さくてもOKなんだろうとは思いますが、つまむにしても小さい。

感想

前中のナルミ・ディアンヌは当店でずっと使っているティーカップです。だから贔屓目というのではなく、公平に見てもこの6種類の中で一番紅茶に適しているように思いました。
2番目に良いなと思うのは前右のヘレンドです。

前中のナルミは前回投稿で書いた理想のカップ形状の条件に全て合致しているのでわかりやすいですが、意外だったのは前右のヘレンドでした。奥左のエインズレイか奥中のウエッジウッドの方が良いだろうな~と思っていたのですが。ということは厚みが想像以上に重要だということなのかな?

当店の食器はほとんどナルミ

2016年の開業の際、ティーカップを含む食器類をどこのメーカーのものにしようかあれこれ考えました。外国産のものも検討していましたが、やっぱり日本のメーカーが良いな~とナルミのほかノリタケや大倉陶園なども考えていました。いろいろ調べているうちに、ナルミの国産ボーンチャイナは全て三重県志摩市(伊勢志摩サミットの志摩です)で作られていることを知り、気持ちは一気にナルミに傾きました。地産地消です(笑)。とは言え当然デザイン(形状・厚み・柄)も大切だったので引き続き検討していたところディアンヌシリーズに巡り合って、「これは目指している店の雰囲気にもぴったり合うし、形状などもちょうど良い」ということでこのシリーズを採用することにしました。今回の飲み比べの結果を考えても良い選択だったな~と改めて思います。お客様にもご好評いただいていて、どこで購入できるか聞かれることもあります。
そんなわけで当店の食器は、ティーポットもケーキ皿も他の食器類も磁器製品はほとんどナルミ製です。