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ココアのウィークエンド 大切な人と共に過ごす週末のためのお菓子

2023-11-27

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

今回は、前回投稿の‟りんごと紫いものキャトルカール”に続いて現在提供中のスイーツ‟ココアのウィークエンド”をご紹介します。
以前‟モーツアルトいちご”のウイークエンドをご紹介した時にも書きましたが、ウイークエンドは週末に大切な人と一緒に食べたいとの願いが込められたケーキです。発祥はイギリスともフランスとも言われますがウイークエンドですからね、英語ですからね~。焼き上げた生地の周りに砂糖衣(フォンダン、アイシング)を纏わせて完成させるケーキです。オーソドックスなウイークエンドと言えばレモンを使って作るのですが、今回はココアを使ったウイークエンドです。生地にもフォンダンにもココアをたっぷり使っているのでとてもリッチな味わいです。そしてしっとりとした食感。週末に限らず、秋冬のおだやかな日の夕方前の時間帯、ちょっと西日っぽくなって陽射しがオレンジがかりだす頃、ミルクティーと共に味わいたくなるようなお菓子です。

ココアのウイークエンド

ココアと粉類、砂糖、卵を合わせた生地に溶かとしバターを加え混ぜます。それとは別にアーモンドクリームを作ります。タルトの底に敷き詰めて焼くあのアーモンドクリームです。アーモンドクリームの作る手順も人それぞれなんですが、僕の場合は、バターをクリーム状にしたら、砂糖を加え混ぜ、たまごを3分の1ほど入れて混ぜ、アーモンドプードルの半分を入れて混ぜ、残りのたまごを入れて混ぜ、さらに残りのアーモンドプードル(と小麦粉)を入れて混ぜたら完成です。

このアーモンドクリームと先ほどのココア生地を混ぜたら型(パウンドケーキ型)に生地を流し入れオーブンへ。160℃で60分ほど焼成します。焼きあがったらそのまま粗熱を取ります。10分ほどしたら型から取り出しクーラー(冷ます用の網)の上で完全に冷ましてから冷蔵庫へ。

翌日、生地を上下ひっくり返します。底が上面になります。上面になった元底面の長い方の角を包丁で切り落とします。そして元上面だった底面も平らに切り落とします。切り落としてしまう生地結構多いんです、切り落とした生地はもちろんマダムのおやつです。僕も食べますけどね、気づいたらなくなっていますから、甘いもんはすぐなくなる。
粉糖とココア、適量の水をホイッパーで混ぜて固めのフォンダンを作ったら底面(元上面できりおとした面)以外に刷毛でたっぷり塗り付けます。

そしてオーブンで3分ほど焼成して表面を軽く溶かしてつやつやなめらかにすると同時に冷めた時のジャリッとした食感を作ります。冷めたらもう一晩冷蔵庫で冷やしてからカットしたら完成です。

合わせる紅茶は

先ほども書きましたがやっぱりミルクティーが合います。ルフナやアッサム、ロイヤルミルクティーなんて最高です。フレーヴァードティーのマロンやロンネフェルトのアイリッシュモルトなんかともよく合うと思います。