こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
今回は2025ウインターアフタヌーンティーのスコーンとスイーツを少し詳しくご紹介します。
スコーン:プレーンスコーン+1月柚子コーン/2月きんかんスコーン
スコーンはいつも通り一つはプレーンスコーンです。もう一つは1月は柚子スコーンで2月はきんかんスコーンです。
冬のスイーツセレクション①:ベイクウェルタルト
ベイクウェルは「よく焼いた」という意味ではなく、イングランド中部の町の名前です。ベイクウェルの町で生まれたタルトだからベイクウェルタルトです。ミンスパイやキッシュなどでもおなじみのショートクラストペイストリー生地、フランスで言うところのパートブリゼ生地で作ります。甘くない生地です。ラズベリー・砂糖・レモン果汁でいつものラズベリージャムよりは少し硬めに炊き上げたジャムを生地の上に敷き、その上にアーモンドクリームをたっぷり詰めてオーブンで焼き上げます。提供前にアイシングとドレンチェリーを飾ります。
これがめちゃくちゃ美味しい。生クリームもカスタードクリームも使っていないし、フレッシュフルーツを乗せているわけでもないのですが、否むしろ、ないからか紅茶がすすむ進む。
冬のスイーツセレクション②:ヨークシャーパーキンジンジャーブレッド
イングランド北部の町ヨークシャー生まれのジンジャーブレッドです。ジンジャーブレッドと言っても、2024クリスマスアフタヌーンティーで提供していたアッシュボーンジンジャーブレッドとは、まったく似てもいません。ともにジンジャーを使ってはいますが。
オートミール(燕麦)と小麦粉が生地のベースです。ゴールデンシロップなどイギリス菓子らしい食材も使います。ジンジャーブレッドだけにジンジャーはもちろん入りますが、そのほかにも4種類のスパイスを使っています。
見た目はめっちゃ地味なんですが、風味だって華やかというものでもないのですが、さすが英国で古くから愛されているお菓子です。紅茶にめちゃくちゃ合います。
冬のスイーツセレクション③:レモンのブランマンジェ~レモンカードとともに~
ブランマンジェはフランス生まれのスイーツです。フランス生まれですが、イギリスにはブラマンジェ(名前もそっくり)、イタリアにはビアンコマンジャーレ、スペインにはマンハルブランコといった具合に各国によく似たスイーツがあります。ブランマンジェは本来はアーモンド風味ですが、これはアーモンドではなく冬が旬のレモンを使っています。上にはソース代わりにレモンカードを添えています。ブランマンジェもレモンカードもともに国産レモン(津市産又は和歌山産)を使っています。なめらかな食感で酸味がちょうど良い感じです。
冬のスイーツセレクション④:バーチディダーマ
北イタリア・トリノ発祥のクッキーで日本語に訳すと「貴婦人のキス」。コロンと焼き上げたクッキー生地でチョコレートをサンドしています。クッキー生地には少し塩味をつけてあるのですが、それがすごく良いんです。イタリアのお菓子とは言え紅茶にもよく合います。
冬のスイーツセレクション⑤:季節のフルーツ
冷たいデザート:柚子グラニータ
三重県産無農薬柚子をたっぷり使ってつくるグラニータは、開店当初から当店の人気メニューのひとつです。
お代わり紅茶:マリアージュフレール フレンチブレックファスト
数量限定のためなくなり次第変更となります。
合わせる紅茶
今回のアフタヌーンティーと合わせるのにおすすめの紅茶はサバラガムワ、ニルギリ、ウバ、ウィッタードオブチェルシーのイングリッシュローズ、それとお代わり紅茶のマリアージュフレールのフレンチブレックファストです。おすすめ紅茶4+1種類付プランではこの5種類をお楽しみいただきます。ご予算の都合が合えばこちらのプランをおすすめします。