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国産レモン香るトルタカプレーゼと紅茶のマリアージュについて

2023-08-26

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

処暑になって、夜はほんの少~しだけ暑さが和らいできた気がしますがどうでしょうか?

ここ最近、秋のアフタヌーンティーのメニューを考えるのに精いっぱいでトピックスの更新がおろそかになっていましたが、今回は、当店の夏の定番焼菓子“国産レモン香るトルタカプレーゼ”と紅茶のマリアージュについてご紹介します。
カプレーゼcaprese!?カプレーゼって、トマトとモッツァレッラチーズ、バジルで作るイタリア国旗カラーのサラダのことやろ?トマトやバジル使って作る焼菓子!?と思った方もいらっしゃるかもしれません。大丈夫です、違います。イタリア語でカプレーゼというと“カプリ島の”という意味の形容詞です。なのであのサラダは正確にはインサラータカプレーゼinsalata capreseカプリ島のサラダと言います。トルタカプレーゼのトルタtortaはケーキと言う意味ですのでトルタカプレーゼはカプリ島のケーキという意味になります。

国産レモン香るトルタカプレーゼ

カプリ島は青の洞窟で有名な南イタリアの島ですが、そのカプリ島発祥のお菓子がトルタカプレーゼです。トルタカプレーゼは小麦粉は使わずアーモンドをたっぷり使って作るチョコレートケーキで、当店でも毎年秋か冬に提供しています。
でも今回ご紹介する“国産レモン香るトルタカプレーゼ”はこのトルタカプレーゼのアレンジ版です。
小麦粉を使わないでアーモンドを使う点は一緒ですが、チョコレートはスイートチョコレート(クーヴェルチュールノワール、黒いチョコレート)ではなくホワイトチョコレートを使っています。そして南イタリアらしくレモンをたっぷり使って作るのも特徴です。現地ではトルタカプレーゼアルリモーネ(レモン風味のトルタカプレーゼ)とかトルタカプレーゼビアンカ(白いトルタカプレーゼ)と呼ばれています。
しっとりした食感でアーモンドとレモンの風味が口いっぱいに広がる、夏らしい味わいのケーキです。南イタリアの紺碧の海が目に浮かびます。

マリアージュ

今回は、アールグレイ、サバラガムワ(ストレート、ミルク)、ニルギリ(ストレート、ミルク)を合わせました。まず、ミルクティーよりストレートの方が合う印象でした。そして、予想通りでしたがアールグレイが一番合いました。柑橘同士ですからね。ニルギリのストレートも良い感じにマリアージュしました。サバラガムワとはそこそこの印象でした。