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紅茶について

紅茶と健康②~紅茶が体と心にもたらす嬉しい効能について~

2023-10-26

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

僕は「体にいいから」とか「〇〇予防に良いから」あるいは「△△に効果的だから」紅茶を飲んでいるわけではなく、ただ単に好きだから・美味しいから・飲みたいから飲んでいるんですが、でも紅茶を飲むことで何かしら身体に良いことがあるならそれに越したことはありません。

前回の投稿では、紅茶の効能について書く前に、前置きのような感じで紅茶に含まれる成分について書きました。
今回は、紅茶(紅茶に含まれる成分)が私たちにもたらしてくれる効能について書きます。

紅茶を飲むことで期待できる効能

①虫歯予防
フッ素の働きにより歯のエナメル質を守るとともに、カテキンの抗菌作用により虫歯を防ぎます。口臭予防にも。
②風邪・インフルエンザ予防
カテキンの抗菌作用により風邪の予防に効果的です。またインフルエンザは型に関係なく予防に効果的です。2~5倍に薄めた紅茶でうがいをするとカテキンが風邪の菌やインフルエンザウイルスを死滅させてくれます。
③ガン予防
ビタミンEの働きによりガンの予防に効果があります。が、前回の投稿で書きましたが、ビタミンEは湯に溶けださないので茶葉自体を摂取する必要があります。当店のアールグレイスコーンは茶葉自体を細かく刻んでスコーン生地の中に入れていますので、ガン予防に効果があるってことですね、素晴らしい。
④老化予防
カテキンの抗酸化作用により老化を促す活性酸素の増加を抑えます。美肌にも。
⑤食中毒予防
カテキンの殺菌作用により食中毒予防に効果があります。紅茶ではありませんが、お寿司屋さんでお茶を飲むのは食中毒予防の観点から見ても理にかなっていると言えます。
⑥コレステロール上昇抑制
カテキンの作用によります。
⑦血圧上昇抑制
これもカテキンの作用によります。
⑧水虫予防
カテキンの抗菌作用によります。紅茶風呂に入るとか患部を直接紅茶で拭くなどします。
⑨整腸作用
カテキンとカフェインの作用によります。
⑩利尿作用・発汗作用
カフェインの作用によります。
⑪消化促進作用
カフェインとカテキンの作用により消化機能が活性化されます。
⑫覚醒作用
カフェインと言えばこれですよね。カフェインが神経中枢を興奮させることで血液のめぐりが良くなり、その結果体が温まることで覚醒するというメカニズムだそうです。
⑬ダイエット効果
カフェインの脂肪燃焼作用によりダイエットに効果があります。コツは運動する前にもちろん砂糖なしで紅茶を飲むことです。グリコーゲンよりも先に脂肪を燃焼させる作用があります。
⑭ストレス解消
主にカフェインの作用によります。⑫覚醒作用の延長先ですね。コーヒーは興奮させ、紅茶は鎮静させてくれます。紅茶の香り成分ゲラニオール(バラ様の香り)とリナロール(スズラン様の香り)も鎮静化の一役を担っています。そしてアミノ酸の一種テアニンには癒し効果があります。

以上たくさん列挙しましたが、紅茶は、体の面でも心の面でもいろいろ嬉しい効能をもたらしてくれる、なかなか頼もしい奴です。知っちゃうと、じゃあ早速1杯紅茶淹れようかな~なんて単純に思っちゃいますね。

新型コロナには

でも最後に少しだけ残念な情報を。インフルエンザ予防には効果が期待できる紅茶ですが、新型コロナには効果ないんだそうです。他にこんだけ効能をもたらしてくれるんだからそれで充分ですが。

どれだけ飲む?

前回投稿でも書きましたが、これらの効能を得るためには、ちゃんと淹れた紅茶を、ホットで、しかもストレートで飲むことが大前提になっています、お忘れなく。そして、紅茶1杯に含まれる成分なんてたかが知れた量で、飲み続けないことには効能は得られません。英国では2006年に政府がTea 4 health(Tea for health)キャンペーンを行いました(今もやっている?かも)。健康のため1日4杯以上紅茶を飲みましょうってキャンペーンです。4杯って、なかなかハードル高いですよね。さすが日本よりも13倍以上も紅茶を飲む国です。えっ!?日本人も結構飲んどるやん?って、日本はペットボトルで売れてますからね、紅茶。