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紅茶について

紅茶の美味しい淹れ方③~ティーバッグ編~

2023-01-24

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

前回は、リーフティー(ティーバッグじゃない紅茶)の美味しい淹れ方をご紹介しました。今回はティーバッグ編です。基本的にリーフティーと一緒ですが、ティーバッグの投入タイミングがリーフティーと異なります。

ティーバッグの美味しい淹れ方

道具

やかん、ティーポット、秤、タイマー、ティーコジー&ポットマット、お好みのカップ

手順

①ティーポットとカップに湯を注いで温めておきます。

ティーポットは必ず温めておいてください。お湯を注いだ時にティーポットが冷たいと湯の温度が下がり過ぎて、紅茶の成分を上手に引き出せなくなります。カップを温めておくのは、冷めないようにするためですので、熱いのが苦手な方はあたためなくても良いですよ(ただ、温かい方が香りは立ちやすいです)。

②水道水(できれば蛇口に取り付けるタイプの浄水器を通した水道水)をやかんに汲んですぐに強火で沸かします。

汲んでから時間が経った水、沸かし直しの水、注ぎ足した水ではなく、都度、一から全部汲みなおして沸かしてください。ペットボトルに入ったミネラルウォーターより、水道水(空気と炭酸ガスを多く含んでいます)の方が断然良いです。
水は多めに汲んで沸かしてください。ティーカップ2杯分の紅茶を淹れるのに湯は300mlあればよいのですが、できれば1リットルぐらい汲んで沸かします。空気と炭酸ガスの量をしっかり確保したいからです。

③湯が完全に沸騰=5円玉大の泡がボコボコしてきたら、ティーポットに張ってある湯を捨てます(中が濡れていても布でふき取るまではしなくても大丈夫)

④秤にティーポットを載せ、秤ごと、やかんのすぐ横にもっていきます。

せっかく沸騰させた湯の温度を少しでも下げないための工夫です。

⑤完全に沸騰した湯を、ティーバッグのパッケージに記載してある量だけ量りながらティーポットに注ぎます。

リーフティーと違い、先に湯を注ぎます。ティーバッグに入っている茶葉はすごく細かいものであることが多く、後からお湯を注ぐと振動で細かい茶葉がティーバッグの外に出てきてしまい、口当たりが悪くなる(ザラつく)ことがあるので、それを防ぐためです。

⑥ティーバッグをティーポットに静かに投入します。タイマーを始動させ、すぐにティーポットに蓋をして、ティーポットをポットマットに移動させ、ティーコジーで覆い、パッケージに記載の時間抽出させます。

ティーコジーがなかったらタオルを被せてください。

⑦抽出中にカップの湯を捨て、今度はきちんとふき取ります。

⑧所定の時間が経過したら、茶液の中でティーバッグを優しく左に1回、右に一回、もう一度左に1回振ってから、静かに引き上げます。

決してスプーンの背などでギュウギュウしません、エグみが出ます。

⑨美味しい紅茶のできあがり、お好みのカップに注いでお楽しみください。

ティーバッグもティーポットを使うの?

ティーポットを使った方がより美味しく淹れられますが、カップで直接淹れても大丈夫です。その際、1つだけ気をつけていただきたいことがあります。カップで直接淹れる時にも抽出中は必ず蓋をすることです。ソーサーや鍋蓋なんかで蓋をしてください。

ティーバッグは2回目もいける?

いけません。1回目で美味しい成分は出尽くしています、色つきのお湯になります。