こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
ラグジュアリーティー
今回から、当店で“ラグジュアリーティー”として提供している紅茶をご紹介していきます。
「今日は少し贅沢をしたい。」そんな時にぴったりの紅茶をセレクトしています。
世界的に著名な紅茶メーカーが販売している各種フレーヴァードティーです。各販売店に私たち二人が何度か足を運び、スタッフの方に事情を説明し、相談に乗ってもらいながら、興味のあるものを片っ端から試したうえで、私たちの好みに合った紅茶、当店の目指している世界観にあった紅茶のみをセレクトしています。なので少し偏ったセレクトになっているかもしれません。
(紅茶紹介①でご紹介したノンフレーヴァードティーのウバはラグジュアリーティーとして提供しています)
マルコポーロ スブリム
フランス・マリアージュフレール社(以下MF社)のフレーヴァードティーです。MF社は紅茶だけでなく世界各国のお茶を取り扱っている高級茶専門店です。このMF社の代名詞的な紅茶がマルコポーロで、“世界一美味しい紅茶”と評されることもある、とても人気の高い紅茶です。そんなマルコポーロですが、実は紅茶だけでなくいろんなタイプがあって、まるでシリーズ化されています。紅茶ベースのほかに、緑茶ベース、青茶ベース、白茶ベース、ルイボスティーベース、そしてオーガニックの材料で作られた紅茶ベースのスブリムです。
当店が提供しているのは、このスブリムと、これはまた違う回でご紹介しますが、ルイボスティーベースのマルコポーロ ルージュです。
MF社のWEBサイトを見てみるとスブリムについてはこう記載してあります。
「なめらかな紅茶フルーティ、フローラル マリアージュ フレールのもっとも伝説的な銘柄「マルコ ポーロ」が今ここにオートクチュールな味わいとなり、そのヴェールを脱ぐ!口に広がるなめらかな甘さ、きらきらとした琥珀色の水色。味わいの喜びが新たに溢れる、世界中で親しまれる魅惑のフルーティーノート。」
MF社自身による説明はどのお茶を見てもこんな感じで、わかるようなわからんような説明で難しいですが、とにかく美味しそう。
スブリムsublimeとは、フランス語で「崇高な、見事な」と言った意味だそうです。
テイスティング
ということで、僕たちの感想です。
カップ水色は、MF社によると琥珀色だそうですが、もっと赤みを帯びているように見えます。ただ、MF社はフランスの紅茶メーカーですので、硬水で紅茶を淹れた場合の説明をしているはずです。軟水で淹れた場合のカップ水色とは印象に違いがあるはずです。
ホワイトチョコレート、ベリー、甘いスパイス、バニラ、黄色い花と青い花のフローラルな香りがとても魅惑的です。口に含むと、香り同様の味わいのほかにハーブ系のすっきりした味わいもあります。渋味は穏やかで、酸味がしっかりしています。香りは濃厚なのに味わいはすっきりしていて上品。かわいらしいけど高貴。ベラスケスのラス・メニーナスに描かれているマルガリータ王女みたいです。
ミルクティーもおすすめです。美しいクリームブラウン色で、バニラ入りのいちごミルクみたいな味わいです。