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ラム香る大人のガトーショコラ~寒い日に濃く淹れたミルクティーと~

2023-10-22

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

ただいま提供中の秋のスイーツ紹介の3回目は、久しぶりに登場のガトーショコラです。

チョコレートが恋しい季節

ガトーショコラにトルタチョコラータ、ブラウニー、ウイークエンド、ショコラフランボワーズ、、、当店のチョコレート菓子のレパートリーを数えていたら10を超えていました。
チョコレートのお菓子って、当店では3月から9月にかけての半年間はまったく注文されません。メニューに関係なくチョコレート菓子は面白いぐらい出ません。暖かい間ってチョコレート菓子あんまり食べたいと思わないですからね。チョコレート大好きな僕だって板チョコとかチョコレートコーティングしてあるアイスクリームとかは食べたいと思っても、ガトーショコラとかは食べたいと思いません。以前はわからずに、暖かい時期も提供していたのですが、その頃はロスばっかりでした。そしたら常連のお客様から「暖かくなってきたからチョコレートはいらないから他のメニューにしよう」って言われて、気づきました。それからは涼しい・寒い季節にしかチョコレート菓子を作らないようにしているので、レパートリーも10以上あるし、そりゃガトーショコラが登場する機会も減っているわけです。ガトーショコラにも自信あるんですが、、、いろんなメニューを提供していきたいので仕方ない。

10月も半ばを過ぎチョコレートが恋しくなる季節になりました。ということで今シーズンのチョコレート菓子トップバッターはガトーショコラです。当店のチョコレート菓子の中では1番目か2番目に軽い口当たりなので寒くはない季節にちょうど良いな~と思って。

ラム香る大人のガトーショコラ

ガトーショコラってご存じの方も多いとは思いますが、フランス語で「チョコレートのお菓子」って意味ですので、言うならばチョコレートで作ったお菓子の総称です。なんですが、日本でガトーショコラと言えば、丸くて少しへしゃいでいて、上面の薄皮みたいな部分がぽろぽろ割れているお菓子のことを指すようになっています。当店のガトーショコラもだいたいこんな感じです。

当店のガトーショコラは生クリームを使っていません、なのでそんなにどっしりした感じのガトーショコラではありません。
フランス産の高品質なクーヴェルチュールチョコレートとバターを湯せんでゆっくり溶かし、溶けたあともそのまま温度に細心の注意を払いながら湯せんしておきます。その間に卵黄と砂糖を擦り混ぜ、ベネズエラ産のプレミアムラム酒とさきほどの溶かしたチョコレートを加えて混ぜます。少量の粉類を入れて混ぜ終えたら、ここでも温度に注意しながら湯せんしておきます。卵白と砂糖で硬いメレンゲを泡立てたら、2回に分けてチョコレート混合物と混ぜ合わせます。できた生地を型に流し入れて都合40分弱焼いたら完成です。完全に冷めてから冷蔵庫でしっかり冷やします。温めたナイフでカットすれば断面も綺麗で美味しそう。

勉強していたら取り入れた方が良いな~と思う理論があったので、それを踏まえて今回少し工程を見直しました。そしたら焼き上がりが格段に良くなりました。食感も良い感じです。焼時間はまだ研究の余地がありますが・・・。
当店のガトーショコラ、なんといってもチョコレートとラム酒が美味しさのポイントです。ともにしっかり風味をお楽しみいただけます。そして食感に関しては温度管理とメレンゲの泡立て方です。
このガトーショコラ、濃厚な味わいですが口当たりは軽くて上品です。

合わせる紅茶

前回投稿のキャラメルバナナのキャトルカールと同じ紅茶すなわち、ルフナ(ストレートティー(S)、ミルクティー(M))、ディンブラ(S、M)、アールグレイ(S)、フレーヴァードティーのマロン(S)、ダージリン(S)、フレーヴァードティーのコートダジュール(S)を合わせてみました。全体的に合いましたが、特にディンブラのミルクティーとマロンが良かったです。今回は合わせてませんがアッサムのミルクティーも合うと思います。
寒い日には濃~く淹れたミルクティーと一緒にお楽しみ下さい、心まで温かくなります。