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12月のスコーン”クリスマススコーン”~キャトルエピスとドレンチェリー

2023-12-06

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

今回は、12月のスコーン 新作のクリスマススコーンをご紹介します。

X’masスコーン


11月18日から提供中の2023年クリスマスアフタヌーンティーでは一足お先にお楽しみいただいていますが、クリームティーでも提供を始めました。

自家製キャトルエピス

自家製のキャトルエピス(4種類のスパイス)ならぬサンクエピス(5種類のスパイス)で風味をつけた生地に、緑と赤のドレンチェリーをたっぷり混ぜ入れて焼き上げた新作スコーンです。
シュトーレンをご紹介した際にも触れましたが、キャトルエピスというのは、クリスマスに欠かせないシナモン・クローヴ・ナツメグの3種類のスパイスに、もう1種類のスパイスを加えて作るスパイスミックスのことです。もちろん当店のシュトーレンでも自家製キャトルエピス(実際にはサンクエピス)を使っているのですが、クリスマススコーン用とはスパイスの種類は一緒でも配合割合を変えています。クリスマススコーンの試作初期に同じ配合割合のキャトルエピス(サンクエピス)で作ってみたらイマイチだったので調整しました。水分量とかアーモンドプードルとか他の入れる具材とのバランス・相性でスパイスの印象が変わるんですね、面白い。

ドレンチェリー

具材は緑と赤のドレンチェリーです。2年ぐらい前でしたが、若い男性が「ドレンチェリーって高級なお菓子に使われているイメージがあります」って話してくれたんです。それを聞いた時は目からウロコでした。それまで僕の中でドレンチェリーって古臭いってイメージだったのでかなり衝撃でした。昭和のお菓子みたいな。イギリスやイタリアのお菓子にはよくドレンチェリーを使うのは知っていましたが「え~!?ドレンチェリー?」って思っていたんです。でもそれ以来考え方が180度変わっちゃって、当店のお菓子にもちょくちょく使うようになりました。クリスマススコーンにも緑と赤のクリスマスカラーということでドレンチェリーを採用しました。キラキラ透明感もあって楽しい雰囲気になれますしね。使うようになるとゲンキンなもので、ドレンチェリーってかわいいな~、レトロ感があってかえって良いな~と手のひら返しです。

スパイス好きの方に特におすすめ

クリスマススコーン、クリスマスらしい味わいですごく美味しくっておすすめです。シュトーレンとかパンデピス、ミンスパイ、ジンジャーブレッドマンクッキーなど、スパイスをきかせたお菓子が好きな方には特におすすめです。グリューワイン、モルドワイン、ホットワインの味わいが好きな方にも◎です。ぜひお楽しみ下さい。