こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
今回は、前回の伊勢茶イングリッシュショートケーキに続き伊勢茶を使った新作メニューをご紹介します。伊勢茶ショートブレッドです。店頭販売用メニューとして当店ではすっかりおなじみとなったショートブレッドの新作アレンジとしてメニュー開発しました。プレーン・ココア・桜・伊勢茶、これでショートブレッド4姉妹になりました。
伊勢茶ショートブレッド
ショートブレッドについては、これまで長女・次女・三女をご紹介した際にも書いていますので重複することになりますが、英国スコットランド生まれの(現代から見れば)素朴なビスケットです。卵は使わず小麦粉、バター、砂糖で作ります。この場合のショートとは英語で「さっくりした」といったような意味ですので、当店のショートブレッドは文字通りさっくりした食感です。
3種類の小麦粉、バター、天日干し海塩、砂糖、そして川原製茶さんの伊勢茶抹茶で作ります。
メニュー開発するのに濃い方が良いかな~と思って多めに伊勢茶抹茶を入れたら苦味みたいなものを感じました。猛烈に渋いというのではなく苦味みたいに感じました。お茶っ葉入れすぎて淹れたお茶みたいな味です。毎回毎回こういう結果になりますが、“程よく”濃いめが良いですね。
使っている天日干し海塩は粒が粗いので、生地全体に満遍なく行きわたるのではなく、ところどころにガリッガリッと塩がある感じです。これがまた絶妙なんです。噛むたびに違うので飽きない。伊勢茶抹茶の風味とも相性が良いです。そう言えば、紅茶の本に、紅茶の味変にほんの少し塩を足すとなかなか面白いって書いてあるのを読んだことがあります。お茶と塩はもともと相性が良いのかな?
合わせる紅茶
伊勢茶ショートブレッドは店頭販売専用ですので、イートインでの提供はありませんが、販売する以上は「知らない」では通らないので、いろいろな紅茶と合わせてみました。伊勢茶イングリッシュショートケーキと同じくダージリン(ストレート)とルフナ(特にミルクティー)がおすすめです。
当店では紅茶葉の販売はしていませんが、ティーバッグを3種類だけ販売しています。ダージリンもルフナもその中の2種類として販売しています。たまたまこの2種類とも販売しているだけです。販売しているからこの2種類が合うと言っているわけではないですよ、本当に。ご自宅で合わせてもらえればわかります。だから伊勢茶ショートブレッドとともにダージリンとルフナのティーバッグもご購入下さい(笑)
そして余談。想像通りですがコーヒーにも合いました。ややお茶感が飛んでしまうキライはありますが合います。意外なのが緑茶。緑茶が負けちゃってショートブレッドの風味しかわからない。積極的に合わせる理由がない。紅茶よりもコーヒーよりも緑茶の方が合うだろうな~と思っていたのでビックリしました。封切ってだいぶたってる緑茶だったからかもしれませんが・・・。
一番合うのはダージリンとルフナです、ティーバッグもありま~す(しつこい!)。