こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
“モーツアルトいちご”が受賞
先日、とっても嬉しいことがありましたのでご報告します。
当店マダムの両親が長年運営しているいちご農園で栽培している“モーツアルトいちご”が、2023年三重県いちご共進会の品評会で三重県議会議長賞を受賞しました(授賞式は夏だそうです)。なお、品種は章姫です。
義両親が“モーツアルトいちご”にかける愛情と情熱
兼業農家だった義父が早期退職で脱サラして、専業農家として始めたのが長年夢見ていたいちごの栽培でした。「他の誰のいちごより美味しいと喜んでもらえるいちごを育てたい」と試行錯誤しながら夫婦2人で愛情を込めて一生懸命育てているいちごです。時には、蜂に刺されて救急車で運ばれたり(受粉させるのにビニールハウスの中で蜂を飼っています)、台風が来るからと事前対策をしている最中にころんで骨折したり、ビニールハウスの暖房用の重油を盗まれたりしながらも頑張って育てているいちごです。夏の暑い時期に炎天下で苗を育て、9月初旬には5000~6000本もの苗を植え付けます。そして11月末頃~6月初旬までは毎日毎日、正月もなく収穫と梱包、出荷。収穫量が最も多い3月は連日、作業用のプレハブで梱包作業の間に深夜仮眠を2~3時間交代でとるだけ、しかも、いちごが痛むとアカンからと暖房もつけずにホットカーペットの上に丸まって仮眠、そこまでしながらいちごを育てています。
モーツアルトを聴いているから“モーツアルトいちご”
ビニールハウスで、いちごはモーツアルトの美しい音楽を聴きながら育っています。モーツアルトの音楽には1/fのゆらぎ=自然界のリズムが取り入れられていると言われます。ろうそくの炎、小川のせせらぎ、木々のそよぐ音などは1/fのゆらぎの代表です。ビニールハウスの中でモーツアルトの1/fゆらぎ音楽を聴きながら育ついちごは、ストレスが軽減され、甘く美味しくなると言われます。文字通り温室育ちのいちごです。
モーツアルトを聴きながら育っているいちごだから名付けて“モーツアルトいちご”です。義両親に断りもなく、僕たちが勝手に名付けました。僕たちも苗の植え付けには、店を休業にしてでも手伝いに行ってますから!それと自分たちの店で使う分だけの収穫も。ほぼ役立たず・・・。
“モーツアルトいちご”を使った自慢のメニュー
義両親が命を削って育てている完熟“モーツアルトいちご”をふんだんに使ったメニューは、もちろん全てPortafortuna♪の自慢メニューです。
その中でも特に絶対の自信があるのがクリームティー(スコーンと紅茶のセット)です。クリームティーで提供しているのが、当店マダムが摘みたて完熟“モーツアルトいちご”でつくる粒まるごといちごジャムです。温かく香ばしいスコーンに、いちごジャムと濃厚なクロテッドクリームをそれぞれたっぷりのせて、丁寧に淹れた美味しい紅茶とともに味わえば、この上なく幸せな気分にひたれます。
クリームティーのほかにも、期間限定で提供するオープンサンド・イングリッシュショートケーキ・イートンメス・いちごシェイク、いちごミルクフロート、いちごソーダフロート、夏季限定のいちごのかき氷など“モーツアルトいちご”を使ったメニューをいろいろご用意しています。さらに、極め付きは毎年4月中旬~5月下旬に提供するストロベリーアフタヌーンティーです。ウエルカムドリンクからセイボリー、スコーン、スイーツにいたるまで“モーツアルトいちご”をふんだんに使ったメニューをお楽しみいただいています。
美味しい“モーツアルトいちご”を使った美味しいメニューをお楽しみ下さい。