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紅茶について

紅茶紹介⑤ルフナ

2023-02-01

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

紅茶紹介5回目です。

ルフナ

概要

ルフナはスリランカ南部の紅茶産地で、地名ではなく「南」という意味だそうで、「南の方の紅茶産地」ってぐらいの表現でしょうか。

標高が低い産地で、ローグロウンティーと呼ばれています。
スリランカの紅茶は長い間ウバ・ヌワラエリヤ・ディンブラといった標高が高い産地の紅茶ばかりが高く評価されていたため、ルフナはかつてあまり注目されていなかった産地でした。しかし近年は旧ソ連諸国や中東で人気が高まり、逆に高地産の紅茶よりも高値で取引されるようになっています。
茶畑には茶の木と一緒にココナッツやゴム、バナナが植わっているのも珍しくなく、愉快な景観が楽しめます。

テイスティング

スドゥウェリポタヘナスーパーという舌を噛みそうな名前の茶園の茶葉です。茶葉はFBOP(フラワリーブロークンオレンジペコー)で、芯芽(新芽)を多く含んでいます。カップ水色は鮮やかな赤褐色。香りには濡れた藁や濡れた落ち葉、はちみつ、黒砂糖、なめし皮を感じ、少しスモーキー。芯芽(新芽)を多く含んでいるため、口に含むととろみがあります。渋味はいたって穏やかで、濃厚なコクと甘みが魅力的です。
ミルクとの相性が抜群で、ミルクティーにすると最高です。甘みとコクをより一層楽しめます。後口にアーモンドのような味わいを感じます。チョコレートケーキによく合います。試したことありませんが、杏仁豆腐にも合うかも。

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