こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
インドの紅茶紹介の2回目です。
アッサム
概要
ダージリンと並んで世界的に有名なアッサムはインドの北東部、ダージリンのさらに東にあります。ダージリンと違い、ニュースになるほど暑い熱い地域で、雨も多く、世界でも有数の高温多雨地域です。
これまたダージリンと違い、紅茶生産量も大変多く、インドの全紅茶生産量の約半分を占めています(インドは茶生産量世界第二位(紅茶以外も含む))。ダージリンは茶園が87しかありませんが、アッサムは大小含め6万を超える茶園数を誇ります。チャイを淹れるのに好都合なCTCと呼ばれる形状の茶葉が90%以上占めていて、インド国内でも多く消費されています。
テイスティング
茶葉は大きくOPサイズ。ゴールデンチップと呼ばれる芯芽を多く含んでいます。カップ水色は暗みを帯びた濃い赤褐色。香りはモルト、濡れた藁、濡れた落ち葉、土、なめし皮、はちみつ、薔薇、煮詰めたプルーンを感じます。コクがあり、アッサムとしては、ボディーは中程度。歯の表面に薄くヴェールのような渋味を纏います。甘みと酸味もバランスが良いです。香りから想像するより穏やかで落ち着く味わいです。
ストレートはもちろんミルクティーもおすすめします。ストレートティーの水色に赤の要素が強いのでミルクティーの水色が美しく、味わいも甘みが増します。1杯目をストレート、茶葉をティーポットに入れたままにしておいて、2杯目はミルクティーでお楽しみいただくのをおすすめします。
スリランカのルフナ・サバラガムワに似た感じの紅茶です。