こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
アールグレイ
皆さんご存じ有名なフレーヴァードティーで、柑橘のベルガモットを香りづけした紅茶です。名前の由来は諸説あるみたいですが、かつて英国首相を務めたグレイ伯爵ゆかりの紅茶であることは共通しています。
アールグレイの元祖は、トワイニング社かジャクソンズオブピカデリー社(現在はトワイニング社の傘下)のどちらかと言われています。
現代では、世界中の紅茶メーカーがいろんなタイプのアールグレイを製造・販売しています。オリジナルが中国紅茶を使っていたことから、現代でも中国紅茶を使うのが一般的ですが、インドやスリランカの紅茶を使っているものも多数あります。
以前、本物のベルガモットを直売所で売っていたのを見かけたので買ってみたのですが、苦くて、結構個性的な感じでした。わからなかったので輪切りにしてキーマン紅茶に浮かべてみたのですが、あんまりというか全然ダメでした。あれは皮だけにするとか、一度乾燥させるとかしたら良かったのかもしれません。ちなみにシロップ漬けにしてかき氷にかけてもみたのですが、それもイマイチでお蔵入りレシピになりました。今度また売っていたらもう一回チャレンジすると、当店マダムが張り切っています。
テイスティング
現在、当店では英国の紅茶メーカーのアールグレイを提供しています。
茶葉はBOP。カップ水色は赤褐色。ベルガモットの柑橘らしい爽やかな香りとともに白い綿の部分の苦そうな香りも感じます。甘い香り、蘭や蜂蜜、スモークの香りもあり、高貴な香りです。味わいには、ベルガモットだけでなくレモンやキュッとした酸味のあるフレッシュフルーツの爽やかな柑橘を感じます。イキイキした酸味、甘み、穏やかな渋味がバランス良く感じられます。
英国ティールームの定番菓子のひとつレモンドリズルケーキやレモンのウイークエンド、それにサンドイッチなどの食事にも合うと思います。