こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
今回はPortafortuna♪のロイヤルミルクティー全３種類をご紹介します。
淹れ方については以前「紅茶の美味しい淹れ方⑤～ロイヤルミルクティー編～」でご紹介しましたので、興味のある方はご覧ください。
こだわりのロイヤルミルクティー
Portafortuna♪の紅茶へのこだわりが詰まった、渾身のロイヤルミルクティーです。当店で一番人気の紅茶メニューでもあります。２０２２年１２月に２回目のマイナーチェンジをし、よりコク深い味わいになりました。
１０か月以上の開発期間
（初代の）レシピ開発には１０か月以上かかりました。もちろんそれだけをしていたわけではありません。営業しながら、仕込みしながら、掃除しながら、その合間を縫って開発したのですが、まさかあんなにかかるとは思ってもみなかったです。試作・試飲を繰り返すうちに、あっという間に時間が経過していました。
試した茶葉は３０種類以上
当時は今よりも格段に紅茶についての知識も経験も少なかったので、開発にあたっては一から勉強。正確な数はもう忘れてしまいましたが、最終的に３０種類ぐらいの茶葉を仕入れて次から次へと試作・試飲しました。その中には初めっから向かないだろうなと思っていた（本などに書いてあった）茶葉も含まれますが、先ほども書いた通り、なにせ知識も経験も不足していましたから、本当にダメなのかどうかわからない。兎に角やってみて本当にダメだったら、それはそれで勉強になると思って試してみました。結果、確かに本などで勉強した通りだったのですが、その時の経験は今となっては財産です。本で読んだ、人に聞いただけでは得られないものがありますね。
レシピ開発過程
レシピ開発はこんな感じで進めました。
①それぞれの茶葉でまずは濃いめに紅茶を淹れ、ミルクティーにしてチェック。
②その中から良さそうな茶葉を選出して、仮のレシピでロイヤルミルクティーを淹れて試飲。その中から良さそうな茶葉をキープ。
③キープした茶葉の中から組み合わせをいろいろ変えながらミックス（ブレンド）茶葉を作ります。その際には茶葉のミックス比率を変えたものをいくつも作ります。例えば２種類ミックスなら１：９、５：５、９：１等。それぞれのミックス茶葉を使い仮のレシピで試飲。
④茶葉を選定している間に牛乳の種類も検討します。超高温殺菌牛乳なのか低温殺菌牛乳なのか、どのメーカーのものか等です。
⑤ミックス茶葉の種類、比率、牛乳がだいたい決まったら、牛乳と水の比率を変えたり、一次蒸らしの湯量、二次蒸らしの時間を変えて試飲。
⑥ここで納得できなかったらまた、③に戻ってやり直し。
⑦「これは！」というものができたらようやく決定。火加減などの微調整をしたらメニューにリストオン。
こんな感じで試作・試飲をしていたら、あっと言う間に１０か月が過ぎていました。
スコーンやスイーツとの相性も抜群
茶葉の種類や分量・牛乳・蒸らし時間など全てにこだわりぬいた“こだわりのロイヤルミルクティー”は、上品で濃厚、身も心もとろける極上の味わいです。それだけでも充分お楽しみいただけますが、スコーンやいろんなスイーツとの相性も抜群です。ぜひ一緒にお楽しみ下さい。
ストロベリーロイヤルミルクティー
春・夏限定で提供している、いちごのフレーヴァードロイヤルミルクティーです。甘酸っぱくキュートな味わいで、ウキウキした気分になれます。
キャラメルロイヤルミルクティー
秋・冬限定で提供している、キャラメル風味のフレーヴァードロイヤルミルクティーです。“こだわりのロイヤルミルクティー”を開発中に出会った茶葉を使っています。季節感のあるフレーヴァードティーなので、メインのロイヤルミルクティーにするのはためらったのですが、提供しないのは勿体ないほど美味しくできたので季節限定で提供しています。甘香ばしく、寒い季節にホッとする味わいです。