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テリーヌドゥショコラ~寒い日にぴったりの濃厚チョコレートケーキ~

2024-01-22

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

大寒か~、さすがに寒いですね。こんな寒い時期にはチョコレートが恋しくなりませんか?濃厚なの。今回は、こういう季節にぴったりの新作チョコレートケーキをご紹介します。

テリーヌドゥショコラ

テリーヌ

テリーヌと言うと、四角くて、透明なゼリーの中に野菜やハムなんかが入っていて、出汁と塩気の効いた前菜のようなものを思い浮かべませんか?夏にガラスの皿とかシャンパングラスみたいな形の皿で提供される涼しげなフランス料理。あるいは、缶詰のコンビーフをそのまま取り出して遠巻きに見たような見た目のもの。フランス語でテリーヌと言うと、もともとは陶器とかで作られた蓋付の容器のことを指すんだそうで、料理・菓子の区別なくこういった容器を使って作るものをテリーヌと呼ぶそうです。さらに現代では、蓋のないパウンドケーキ型とか円柱形の型などいろんな形の型を使って焼いたり湯せん焼きしたりとかしたもの全般をテリーヌと呼ぶようになっているそうです。

今回ご紹介するテリーヌドゥショコラもパウンドケーキ型(蓋なし)を使い、湯せん焼きしたものです。ショコラなのでもちろんチョコレートのテリーヌです。

作り方


材料はフランス産クーヴェルチュール(・チョコレート)、バター、砂糖、有精卵の4つのみです。
小麦粉は使っていません、グルテンフリーです。
当店でチョコレートというと基本的にはいつもこのフランス産のクーヴェルチュール(・チョコレート)を使います。有名な・評価の高いチョコレートは他にもいろいろありますが、個人的にはこれが一番好きな味なのでそうしています。
クーヴェルチュール(・チョコレート)とバターを湯せんにかけ、焦がさないように温度に気を付けてゆっくり溶かします。このケーキ作りで一番時間がかかるのがこの作業です。焼成時間よりも長い!なかなか溶けないので火力を上げたくなるのをぐっと堪えてゆっくり溶かします。溶けて滑らかになったら湯せんしたまま砂糖を加えてゴムベラで混ぜます。予め泡だて器で溶きほぐした後、漉して湯せんで温めておいた卵を何回かに分けて加え、都度泡だて器でしっかり混ぜ合わせます。最後はツヤと粘りが出るまでしっかり混ぜます。混ざったら型に流し入れて、ガスオーブン170℃で湯せん焼きします。湯せん焼きというのは四角いバットなどに湯を張り、そこに生地を入れた型も一緒に置いて焼く方法です。プリンも湯せん焼きしますよね。湯せん焼きの時間は20分弱。焼きあがったら粗熱をとったあと冷蔵庫で冷やします。
冷蔵庫から出したらカットしてすぐ食べてもいいのですが、少し室温に置いてからの方がおすすめです。さらにはレンチンもおすすめです。10秒~20秒ぐらいで様子見ながら温めるとトロッとした感じになってこれもまた違った感じで美味しく食べられます。
当店ではレンチンせずに提供しています。暖房の効いた席でゆっくり紅茶を飲みながらお召し上がりいただくと良い感じになってきます。もしご希望があればレンチンもできますのでお申しつけ下さい。

先日ご紹介した2024ウインターアフタヌーンティーで提供しているトルタチョコラータとはまた違った風味・食感の濃厚なテリーヌドゥショコラ、濃く淹れたミルクティーとともにぜひお楽しみ下さい。