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紅茶について

蜜香紅茶

2023-01-25

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

蜜香紅茶

台湾の蜜香紅茶をご存知ですか?世界的に注目されている、わりかし新しい紅茶です。ダージリンセカンドフラッシュや台湾・東方美人(烏龍茶、発酵が強く紅茶に近い味わい)と同じくウンカという虫のおかげで美味しくなる紅茶です。
ず~っと飲んでみたかったのですが、なかなかめぐりあえずにいました。今年2023年の新年早々に台湾に行かれるという方がみえたので、無理を言って買ってきて頂きました。

ということで早速いただきました。
茶葉はゴールデンチップ(芯芽)を多く含んだ大きな茶葉で、きれいによれています。
お湯を注いですぐに蜂蜜の甘い香りが漂いました。
カップ水色は暗みを帯びた赤褐色です。スモーク香、蘭・蜂蜜・黒糖の香りがあります。まず甘みを感じてから酸味がきます。渋味は穏やかです。
ミルクティーにしてみても美味しかったです。
月餅とかごま団子に合いそうです。食事にも合う紅茶だと思いますので飲茶にも良さそうです。
中国のキーマン紅茶、プリンスオブウェールズに似ていると思います。

工夫茶

紅茶は、英国式に一度に抽出しきる淹れ方で楽しむことが多いと思いますが、中国式に少量の茶液を複数回抽出する淹れ方(工夫茶)で楽しむこともできると思います。とくに中国紅茶や台湾紅茶は工夫茶で淹れてみても楽しいのではないでしょうか。
ということで、せっかくの台湾紅茶なので、自宅から工夫茶の道具を抜粋してもってきました。15年ぐらいぶりに使うのですっかり手順を忘れてましたが、悠久の歴史を感じる優雅なこの淹れ方も良いですよね。味わいにそんなに差が出るかどうかはわかりませんが、工夫茶の方がより甘みを感じました。小籠包なんかと一緒に飲みたいな~。
で、気づいたのですが、工夫茶の場合、ミルクティーにする余地は無いんですね。ミルクティーは英国で生まれたのであって、中国ではミルクを入れることなんて考えもしなかったでしょうから、こういう作法が出来上がったのでしょうね、なるほど~。