こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
ようやく涼しくなってきたので、秋のアフタヌーンティーへのお問合せ・ご予約のお電話をたくさんいただくようになりました。ですよね、暑いうちから「秋の~」なんて言われてもピンと来ませんもん。もっと早く涼しくなってくれていたら良かったのに~。
冷たいスイーツはほうじ茶ジェラート
当店のアフタヌーンティー(盛夏のプチアフタヌーンティーを除く)では、お代わり紅茶とともに冷たいスイーツをメニューの中の一つとして提供しています。毎回季節感のあるものをもちろん自家製でご用意しています。冬であっても季節感のある冷たいスイーツ・・・多少話に無理がある。
現在提供中の秋のアフタヌーンティーで、お代わり紅茶とともに提供している冷たいスイーツは、ほうじ茶ジェラートです。
アイスクリームとジェラート
あまり気にも留めないかもしれませんし、どうでもいいっちゃあどうでもいいかもしれませんが、アイスクリームとジェラート何が違うかご存じですか?カフェオレ・カプチーノ(正しくはカップッチーノ)・カフェラテの違いはわからんけど、まあどうでもいいみたいな。
イタリア語でアイスクリームをジェラートと言うので本来は同じ意味なんです。でも日本でアイスクリームとジェラートは使い分けるそうで、材料にたまごを使うとアイスクリーム、たまごをつかわないものをジェラートと呼ぶんだそうです。当店ではこの基準を取り入れてアイスクリームとジェラートを使い分けています。なので、このほうじ茶ジェラートにはたまごは使っていません。ほうじ茶と砂糖、生クリーム、牛乳、水(湯)だけで作っています。
ほうじ茶でジェラートを作る時のポイント
水(湯)はほうじ茶を抽出するためです。以前「紅茶紹介㉓マサラチャイ」の中でご紹介したことがあるので興味のある方はそちらもご覧いただきたいのですが、お茶を牛乳を使って抽出する時、いきなり牛乳の中に乾燥茶葉を入れちゃうと、牛乳に含まれるカゼインたんぱく質が他のお茶の成分が抽出されるのを妨げちゃいます。だから必ず牛乳を入れる前にお茶は水(湯)だけで成分を抽出する必要があります。ほうじ茶の時も一緒です。だからまずほうじ茶を水(湯)だけで普通に(と言ってもかなり濃いめに)抽出したあと、砂糖・牛乳・生クリームを加えて火にかける(写真はこのタイミング)ことでジェラートのタネを作ります。それをアイスクリームマシーンにかけるとほうじ茶ジェラートの完成です。
ようやく
まさに秋の味わい。昔店がまだ駆け出しのころ、アフタヌーンティー以外で提供したことがあったのですが、その時もめっちゃ喜んでいただきました。アフタヌーンティーで提供したいな~とずっと思っていたのでようやくです。すでに秋のアフタヌーンティーをご利用いただいたお客様にとても喜んでいただいています。ぜひお楽しみ下さい。