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ハイビスカスのヴィクトリアサンドウィッチケーキ~食用です~

2024-10-19

こんにちは、Portafortuna♪光琉です。

当店のお隣は人間ドックとか健康診断をされている会社です。そのお隣さんの敷地に金木犀が1本植えられています。当店との境なのであちら側からは見えやんのとちゃうかな?当店のために植えてくれとんのやろか?状態で、窓を開けていたら香りが漂ってぐるくらいの距離です。で、その金木犀、ようやく咲き始めました。朝、掃き掃除そしていたら芳しい香りが漂ってきます。金木犀の香り、良いですよね~。僕大好きなんです。クチナシも沈丁花もジャスミンも好きですが。以前お世話になっていた会社の庭にも大きな金木犀が植わっていて、昼休みに窓を開けて休んでいたら酔いそうなぐらいの香りが漂ってきて、つかの間の極楽を満喫していました。今ごろあの金木犀も咲き始めとるかな~? なんでもええけど、しばらく雨降らんとってよ~。

ハイビスカスのヴィクトリアサンドウィッチケーキ

何年かぶりに登場です。ハイビスカスのケーキ!?食べれるの?って思う方も多いかもしれません。でもハイビスカスではなくローゼルと言えばご存じの方も少なからずみえると思います。ローゼルは美容と健康に良いと言われる植物でハーブティーなどにも使われるので最近よく見聞きするようになりました。ローゼルはハイビスカスの一種で、正確にはハイビスカスローゼルと言うそうです。南国に咲くあのハイビスカスの仲間ですが、ローゼルは主に食用とされ、クレオパトラも愛用していたんだそうです。

そのローゼル、案の定マダムの実家で栽培しています。ありとあらゆるものを栽培しているので、もはや驚くこともありません。

写真がないのでわかりにくいのですが、収穫した赤いローゼルの実のヘタ(と言うのかどうか知りませんが)の部分と種を取り除いてガクの部分だけを使います。これを砂糖とともに煮込んでハイビスカス(ローゼル)ジャムを作ります。レモン果汁は使いません。収穫時期が遅くなると繊維が残るので、その場合は漉します。
この甘酸っぱ~いハイビスカス(ローゼル)ジャムを、バラの形に焼き上げたバターケーキでたっぷりはさめばヴィクトリアサンドウィッチケーキの完成です。ヴィクトリアサンドウィッチケーキには酸味のあるジャムやクリームを挟んだ方が美味しいと当店では思っています。それも結構な酸味。その点、元祖のラズベリージャムや梅ジャムなどは完璧です。そしてこのハイビスカス(ローゼル)ジャムもしっかり酸味があるのでヴィクトリアサンドウィッチケーキにもってこいのジャムです。正直、ハイビスカス(ローゼル)はラズベリーや梅のように「あ!ラズベリー」「うん、めっちゃ梅!」みたいなわかりやすいインパクトのある味ではありませんが、独特の風味があり、ジャムの酸味と生地の甘みがバランスよく、いろんな紅茶とよくマリアージュしてくれます。

さっきも書きましたが、美容と健康に良いとされるローゼルにはビタミンやミネラル、アントシアニン、カリウムなどが豊富に含まれているそうです。風邪や二日酔いにも良いんだとか。まさか二日酔いしとる時にケーキは食べたくないですけどね~。

あまりたくさんジャムを作らなかったので数量限定での提供となります。