こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
今回は、新作の店頭販売メニュー“ココアショートブレッド”をご紹介します。人気の店頭販売メニュー“ショートブレッド”のバリエーションです。
ココアショートブレッド
材料はシンプルに小麦粉、バター、砂糖、ココア、塩だけです。
とは言え、小麦粉は３種類をブレンドしています。甘味と旨味があって、かつ“ホロホロした”食感が出せるようにブレンドしています。
ココアの風味を楽しんでいただくためのショートブレッドなので、バターも砂糖もあまり個性の強くないものにしました。
ココアはかつて当店がカフェだったころ（今はティールーム・紅茶専門店です）、ドリンクとしてのココアを作るのに使用していた純ココアを使っています。「ここはココアも美味しいな～（ダジャレじゃない）」とよく言っていただいた評判の良かったココアです。
塩はミネラル分が多くて旨味が強い天日干しの海塩を使っています。普通のショートブレッドでもそうなんですが、この塩気がポイントです。味わいを引き締めてくれます。「良い塩梅のこの塩気に手が止まらなくなる」とはコアな当店のショートブレッドファンの皆さんが口を揃えるところです。
サクッホロッ感アップ
普通のショートブレッドも実は昨年の秋ごろから一段とサクッホロッ感がアップしました。勉強していたら材料を混ぜるタイミングを変えるだけで食感がかなり変わるということを知って、早速試してみたら確かに良くなったので、それ以来製法を見直しました。
そしてもう一つ発見したこと、サクッホロッ感をキープするのに大切なこと、それは晴れた日に焼成して、冷めたらとっととパッキングすることです。雨が降ってなくても湿度が高いと焼成しない方が良いですね、焼きあがってからさほど時間が経ってなくてもすぐ湿気ちゃいます。そうなっちゃってからシリカゲルを入れてパッキングしたところでもはやサクッホロッ感は戻らない。マカロンやメレンゲは晴れた日しかダメってことが書いてあるのをよく目にするので知っていたのですが、クッキー・ビスケット系もそうなんですね。初めのうちはわからなかったんです、なんでこんなに湿気るのかな～、焼きが甘かったのかな～、分量・温度間違えたのかな～、パッキングが下手なのかな～とか悩んだんです。でも気づいてしまえば「なんや、そんだけのことか」です。サクッホロッとしていないとショートブレッドの良さが半減しちゃいますからね～。安心してお楽しみ下さい、ばっちりサクッホロッとしています。
３時のおやつに紅茶・コーヒーと
ティールームが作るココアショートブレッドですので、もちろん紅茶とお楽しみいただくことをおすすめしますが、コーヒーにもよく合います、めっちゃ合います、コーヒーの方がより合うなんてことが・・・いやいややっぱり紅茶、濃く淹れたミルクティー、特にルフナなんて最高に合いますから。
３時のおやつに紅茶かコーヒーとともにお楽しみ下さい。もちろんココアにも合うと思います。