こんにちは、Portafortuna♪光琉です。
津の湿度
お客様から面白い話を聞きました。県外の人が津に来ると湿度が高いって言うそうです。
名古屋・岐阜に比べて津は最高気温が大概2~3℃ぐらい低いのでいつも「まだマシやな」と思っていたんですが、実は湿度が高い分えらいみたい。地名からして津ですからね、海も近いし川も何本も流れとるし、湿度が高いと言われればそうなのかも。こんなもんやと思っているので特別湿度が高いな~とは感じませんが。
そういえば、イタリア・ボローニャに7月に行った時、東京から来ていた人に「ボローニャは湿度が高いからシンドイですよね」って言われて「そうかな?」って思った記憶があります。それも津の湿度に慣れていたからでしょうか?ちなみにボローニャはイタリア人が住みたい街ランキングで常に上位を獲得する人気の街ですが、湿度が高いことでも有名なんです。
来ないで
さて前回投稿までに3回にわけてPortafortuna♪の経営理念について書きました。その中で、当店はお客様を選ぶとも、来ないでほしい人もいるとも書きました。今回は、その来ないでほしい人について書きます。
一言で言うと他のお客様や僕たちスタッフが気分を害するような人には来ないでほしい。香水がきついとか、声が大きすぎるとか、携帯でずっとしゃべっているとかも確かに困るんですが、それは大人が飲食店に行くときの最低限のマナーですからここで改めて書く必要もないと思います。とにかく他のお客様や僕たちスタッフの気分を害すような人はお断りです。
本当は当たり前すぎてイチイチ書くまでもないとは思いますが、発言の切り取り、揚げ足取りが跋扈する世の中なので誤解されないように一応書きます。当店は多くのお客様にお越しいただきたいと本当に思っています。男女・年齢・経済状況・思想・宗教・国籍関係なくいろんな多くのお客様にご来店いただきたいと願っています。ただ、来てほしいと言っても他のお客様や僕たちスタッフの気分を害するような人にまで来て欲しいのかと言えば絶対にNOだ、ということです。
来ないでほしい人3タイプ
1.当店のことを大切に想っていただけない人
2.最初から最後までずっと不平不満愚痴ばっかりの人
3.当店のメニュー、当店で過ごす時間を初めから楽しむ気がない人
1.当店のことを大切に想っていただけない人
これについては経営理念紹介の1回目で書きました。「こんな店どうでもいいけど今日は来てやった」みたいな人、要りません。店の空気が悪くなり、他のお客様の気分まで悪くなります。ウチはそんなんで来てもらってもちっとも嬉しくありません。行きたいところに行って下さい。あなた自身もお店の方も喜びます。
2.最初から最後までずっと不平不満愚痴ばっかりの人
ダンテの神曲によると、地獄の門には「我の下をくぐる者 一切の望みを捨てよ」と恐ろしい一文が刻まれているそうです。8年前に店をオープンさせる時、この一文を文字って店の入り口の上に掲げようかなと本気で思っていたんです。「我の下をくぐる者 一切の苦悩を捨てよ」って。でも、ラテン語がわからないので諦めました。
店を始めるまでは、お客様の話って聞こえてきちゃうのかな?と思っていたのですが、案外ほとんど聞こえてきません。僕はそもそも人に興味がないんです。だから人の話に興味がないし、聞きたいとも思わないので意識をそちらにむけることもないし、さらには聞かないようにもしているので基本的に聞こえてきません。
ところが、不平不満愚痴はすっごく聞こえてきます。なんでなんやろ?顔をゆがめて誰かの何かについて不平不満愚痴を言っているのって結構聞こえてくるんです。旦那が、嫁が、姑が、職場の人が、近所の人がどうのこうの最初っから最後まで店にいる間ずっと。大体そういうのってエスカレートしてきてどんどん声が大きくなってくるし、この人について言い終わったらまた別の人について言い出すんですよね。
舞台を見に行った、旅行に行ったらこんなことあった、あそこのお店のあの料理美味しそう、なんて楽しい話なら聞こえてきても良いし、孫が賞を取った、旦那が昇進した、株で儲けたなんて自慢話でもまあ良いじゃないですか。でも不平不満愚痴なんて聞こえてきても嫌な気分になるだけです。
そして問題は、僕たちスタッフに聞こえるということは他のお客様にも聞こえるということです。(自画自賛ですが)折角雰囲気の良い店で美味しいものを食べて楽しい時間を過ごしているのに、よそのテーブルの不平不満愚痴話をデカイ声で聞かされたら気分悪いですよね。
少し前にインターネットで読んだ記事ですが、その方は飲食店に行ったとき、近くのテーブルにそういう客がいたらすぐ退店されるそうです。折角お金を使ってリラックスしに行っているのにフラストレーション溜めるのはバカバカしいと。同感ですね。
やめてもう2年ぐらい経ちましたが当店では以前ランチ・コーヒーの提供をしていました。その頃は不平不満愚痴を延々としゃべり続ける人が結構いました。よくもまあそんなに長いこと言ってられるな~と逆に感心するぐらい。他にエネルギー使いなって。店の空気悪くなって迷惑なんですよね。自宅か、車の中か、海にでも行ってやってくれ。山には行っちゃダメ、聞かされる木が可哀そう。
紅茶専門店化してからはほとんどそういうことはなくなりました、ゼロではないですが・・・。
不平不満愚痴を一切当店で喋ってくれるなと言っているわけではありません、誰かに聞いてもらいたい時もあると思います。でもずっとそれでは困ります。本人は知りませんが、聞き役のお連れの方、他のお客様、僕たちスタッフにとっては気分が悪いだけですから。
だからお願いです、不平不満愚痴を吐き出すことだけが目的なら当店には来ないでください。
次の「3.当店のメニュー、当店で過ごす時間を初めから楽しむ気がない人」は長くなりそうなので次回にします。